黄金律その八 お金を生み出す行動原則 その1

カキフライ定食

これまで色々とテクニカル的な事をアップしてきました。

ここからは、心の持ち様について考察した成功者達の言葉を紹介したいと思います。

「富を引き寄せる際に最大の障壁となるのは、富そのものに限りがあるという考え方である」

自分が儲かると誰かが失う、そういったことに無意識に後ろめたさを感じるという、この発想が富を引き寄せる力を半減させている。

「取り分は公平に」

この言葉の前に誰もが服従してしまう。

例えとして、あまり裕福でない家庭と裕福な家庭の食事を想像してみましょう。
あまり裕福ではない家庭ではおかずの種類も少なく、もし自分が欲求を満たすだけ食べてしまったら、

「まだ食べていない家族の食べる物がなくなってしまう」

と思って自制するでしょう。

しかし、冷蔵庫にも戸棚にも食べ物がぎっしりつまっており、その上で食卓にも食べ物がいっぱいある状態ならためらわず好きな物を好きなだけ食べるでしょう。

意識的にせよ無意識的にせよ「富に限りがある」と信じている限り、つまり、全員に十分に行き渡る程の富が無いと思っているならば、独り占めすることを恐れ、富を得ることに臆病になって、意識的に手を引いてしまう。

 

「固定観念」こいつが曲者!!

固定観念に縛られている証拠として共通する点

① 適正な値段について
誰もが価格の交渉に恐れ値上げに踏み切れない、ライバルより高い値を付けていないかとびくびくしている。

それよりも、提供する知識やサービス・料理に見合う金額をお客様からしっかりもらいましょう。ここで問題なのは現実どれだけ安いかではなく営業する側の勝手な思い込みや恐怖心があることだ。


② 自信が無さそうに値段を告げる点

目をそらしたり言いよどんだりせずに、はっきりと値段を告げられているか? 及び腰で価格や料金を提示する人が多い。頼まれてもいないのに値引きしたい衝動にかられる。

こんな話があります…

とある客にミシンを売るセールスマンが
「この客にはミシンを買う余裕などないしローンを組ませてまで売ることはない」
と考えて説明も早々に引き上げた。

すると、家の主人が外まで追っかけてきて
「貴様、何様のつもりだ?気に入った商品なら、妻の為に買ってやる権利が私にはあるんだ。」
と詰め寄られた、同じような例はどこでも起こっています。

値段が高すぎるのではないか、この客には売れないのではないか、払う余裕がないなどと決めつけて(見込みを付けて)、二の足を踏んでしまう罪は極めて重い。何より売り手側の勝手な思い込みがそうさせている。

 

ついでに、もう一つ断言しておこう。

お金に困っている人、生活が大変そうな人だと勘ぐり、買わせるのをためらってしまう人がいるとしよう。

だが、あなたが商品を売らなかったとしても、その人は来週には無一文になってる可能性だってある。
その人のお金が底をついたとしても、それはあなたの存在とも、何かを売ったとか売り損ねたとかいうこととも
ましてや、世の中のお金の流れとも一切関係がない。ひとえに本人の問題である。
お金の行先はあなただろうと、他人だろうと酒屋、八百屋、教会だろうと、誰かしらのの手に渡ることになるのだ。

今、すっからかんになる人は、いずれまたそうなる日が来る。
お金の流れの仕組みを知ろうとしないような輩は、一生裕福にはなれないだろう。

手厳しい言葉だが

「あなたが得る富はあなた自身にはプラスだ。
そして他の誰一人にとってもマイナスではない。
富に限りはない」

自分の生業に前向きに頑張りましょう。