黄金律その四 お客様にお金を使わせない

caryrice01

「お客様にお金を使わせない」ときくと、ギョッとするかもしれません。
でも、繁盛店は必ずこの黄金律を守っているのです。

お客様が外食をするとき、必ず「予算」があります。
だれでもその範囲内で、できるだけ美味しいものを食べようとするはずです。

そう、お客様の立場にたって考えましょう。

お客様に「今日もリーズナブル」と思われるようにお客様にお金を使わせない。
それが繁盛店のコツでもあります。
それには様々な工夫でお客様の胃袋を満たすメニューを考えることです。

例えば…
ご飯大盛り無料にする
ご飯やみそ汁のおかわりができるようにする
白米だけでなく、雑穀米を選べるようにする
いくつかあるメニューから好きなものを組み合わせられる

お客様がお会計の際に「今日も安くて満腹、満足、満足」と思ってもらえたら、
勝負あったと思って良いでしょう。

お客様のお昼の予算は通常限られています、月に何度も足を運んで頂くにはやはり工夫が必要です。
例えば、ご注文の際に「こちらのほうがお得ですよ」とさりげなくご注文の手助けをしましょう。
お店の都合ではなくお客様の立場に立って考える姿勢は自然とお客様に伝わるものです。

また、何人もの繁盛店の社長から私が教えて頂いた事に共通していたことは

「お客様の支払限界金額で最大の満足を味わって頂く」

そこにいつも集中する事でした。

「ご飯がおいしいお店」はもちろん、「いつも気軽に行けるお店」「落ち着いて腹いっぱい食べられるお店」と
思って頂ければ自然とお客様がお客様を呼んでくれます。

景気はどう見ても末端の我々には低迷しているとしか思われません。
こんな時期だからこそもう一度お客様の懐加減と満足について考え直してみるのは如何でしょうか。